たとみ農園とは


農業法人たとみ農園株式会社

 
 

農業法人たとみ農園株式会社は、株式会社アドヴォネクストから生まれた農業法人です。株式会社アドヴォネクストは、1908年創業の印刷会社です。

最初に農業に取り組んだきっかけは、「紙を作ろう」ということでした。印刷会社だから紙を使う側の責任として自分たちの使う名刺や会社案内等で使用する紙を自分たちで作ろう。カーボン・オフセットに挑戦しようという社内プロジェクトがスタートでした。

その方法を考える中、農作物の収穫後に出る植物の茎や葉、稲の藁くず等の残渣で紙が作れることを知り同時に、耕作放棄地の増加や農業就労者の高齢化と年々減少している現状も知りました。

生活する地域の「原風景を守りたい」「景観を維持したい」、私たちに出来る事を取り組みたいという思いから、自分たちで「農作物を作りそこから生まれた残渣で紙を作る」ことにしました。

県の農政課や市の農政課に相談してまずは、農業体験を地域の農業組合法人にお世話になりました。奇しくも山梨県第一号の企業農園参入となり2009年8月にアドヴォネクスト社員による体験農業がスタート。社内でグループを作り当番を決めてみんなで農作業を教わりました。秋には収穫祭も毎年行いました。年々農業体験を続けていくうちに周囲から「農地を借りてほしい」という声がいくつもかかり本格的に農業に取り組むことになり。2011年4月に法人化することになりました。

今年の作付面積は、約70反(7ha)ほどになります。甲府盆地では最大級の米農家になりました。今後も耕作放棄地等の農地を借り受けていく計画です。これからも皆様に必要とされ「美味しいと」言って頂けるようなお米作りを頑張っていきます。

カーボン・オフセット(炭素・埋め合わせる)